食パンひとつも、やっぱり国産
先日、いつもの自然食品を宅配してもらっているところのパンがなくなったので、近くのスーパーで食パンを購入しました。
しかし、何が原因かわからないのですが、美味しくないのです…
ひょっとして…輸入小麦粉が原因?添加物…?
いろいろ思いを巡らせましたが、よくわかりません。
食感は大丈夫なのですが、何だか身体が欲しないのです。
輸入小麦粉には、収穫後にポストハーベストといって、日本に輸出する前、虫がわかないように農薬を混ぜていることは以前から知っていたのですが、実は収穫直前にも、プレハーベストといって除草剤がなされているのだそうです。これはアメリカ、カナダ、オーストラリアなど、さまざまな国で行われているようです。
除草剤に使われるグリホサートには発がん性があり、アメリカでがん被害者による訴訟が起きていますが、それ以外にも体にさまざまな害を及ぼすことは想像に難しくありません。
これは小麦に限らず、大麦にも同様になされているため、輸入ビールも汚染されていることがわかったそうです。また、輸入ワインからも汚染が検出されています。
特にワイン用ブドウは洗わないで用られるため、汚染が高濃度に起きやすくなります。
国産の小麦や大麦、ブドウには、私の知る限り、このようなグリホサートの使われ方はしていません。
できるだけ、輸入の小麦を使った製品、ビール、ワインなどは控え、国産の小麦粉、ビール、ワイン(有機がおすすめ)をとるように心がけたいものですね。
著者紹介
松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長