自立した良い国になってほしい
秋の温かい日差しの中で、夏とは違うさわやかな風が時折吹き、何度も花を咲かせる小さな胡蝶蘭がやさしく揺れている。それを見ながらただテラスに座っているだけで、ふつふつと幸せな気分に満たされる。
頭で考えて努力して得た達成感からくる幸福感とは違って、ただここに居るだけで、そこにある空気感だけで、私の身体の細胞全てが喜んでいる感じ…地球に生まれて、子供の頃から時折何気ない時にふっと感じるこの至福の感じ…私の宝物です。
理屈なく幸せな気分に浸れるこの瞬間はまさに私の宝物です。
たぶん太古縄文の人々も、この暖かい気持ち良い感覚を大切に生きていたのではと思う。約15,000年も長きにわたって続いた縄文時代。縄文人の骨には殺傷の跡がないそうだ…殺し合いをしていなかったのだ!
私達日本人にも10~12%位縄文の血が流れているという。
やがて大陸から武器をもった人達がやって来て、弥生時代に変わっていく。日本って島国なのでどうしても物の見方が自分たちだけの偏狭に偏り易い。でもその分大陸のような熾烈な戦いをしなくてすむ。(中国では負けた民族は皆殺しにされるとか奴隷にされる。日本よりはるかに熾烈だった!)今私達は戦後77年間どうみても平和ボケ。世界で実際に起こっているその現象だけを見てその奥にある本当の意図を理解しようとせず、ただマスコミの言っていることを鵜呑みにしているだけ…
明らかにマスコミの報道は偏りがあるか、それさえ気付かないのかなと思う…
平和を愛する者として、何とかこの国がこのまま無事でいてくれたらと思う。でも周りは不気味な大国に囲まれている。
これだけ世の中が変化して行って何が起きてもおかしくない所までに来ているのに…早く目を覚まさないと…自分達がしっかりしないと大きな時代の流れにのまれてしまう…
時代の流れは強く、簡単には変えられない
でもやはり一人ひとりがしっかりと今いる状態を把握し、些細なことに目をそらさずマスコミの誘導にごまかされず、大局から全体(世界)を見ていつも本質をつかんでいく…
そのように一人ひとりがしていると、やはり民意が最終的に国政に反映されて、自立した良い国になるのにと思ってしまう。
何とか私達に続く若者や子孫達がこの日本に生まれてきて良かったと思える国をきちんと後世にバトンタッチしていけたらと六甲山の麓の小さな片隅の我が家でひそかに想わずにはいられない。
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