新商品のご案内【PPBオイル】
こんにちは、スタッフの牧です。
今回は、新商品「PPBオイル」についてのご紹介をしたいと思います。
実は6月頃に完成しており、早くアップしたかったのですが、遅くなりまして失礼いたしました。
さて、PPBとは一体なんでしょう?
Plasmalogen … プラズマローゲン
Pine … パイン
Black currant … ブラックカラント
このそれぞれ3つの貴重なオイルが入った商品で、頭文字をとって「PPBオイル」と呼んでいます。
入荷する少し前の頃、PPAPオイルとどこからともなく聞こえてきて(ピコ太郎?)と間違えそうになりました…もちろんRomanticが止まらない方のCCBでもありません…。
PPBオイルです!
まずはこちらのメイン成分となる、
【P】=プラズマローゲンについてご説明いたします。
プラズマローゲンとは身体の中で重要な働きをしており、中でも脳機能にとても大切な脂質の一つとなります。
こちらのPPBオイルでは、ホヤ由来のプラズマローゲンを使用しております。
哺乳動物の全ての組織に存在し、人体の脂質の中でもリン脂質の約18%を占め、脳細胞の根源的な機能をコントロールしていると言われているそうです。
生体膜を酸化から守り、細胞機能を維持する重要な成分です。
ただ残念ながらプラズマローゲンは年齢とともに減少する成分で、
高齢者の血清中プラズマローゲン濃度は、健常な若年成人と比べて約40%低いという報告もあるそうです。
脳機能にとって非常に重要であり、記憶の改善などにも期待されるものです。
ですので、商品本体やパンフレットのプラズマローゲンの部分にはホヤのイラストを載せております。
ちなみにホヤも「海のパイナップル」とも呼ばれ、珍味として知られています。
ホヤ貝と呼ばれていますが実は貝ではなく、尾索動物に分類され、人間などの脊椎動物に近いグループなのだそうです。それでは一体何者……。
個人的にはホヤそのものをどうぞ召し上がれ!と言われたら見た目に対してかなり抵抗があるのですが…このカプセルなら全然OKです(笑)
確かに漢方薬で考えた時も、植物系などより一見嫌煙されがちな昆虫だったり動物系の方が、実はパワフルに働いてくれるので本当に必要な場合には大活躍してくれます(※ただし、その人の症状や時と場合を選ぶので一概には言えないそうですが…)。
順番が変わりますが、次に重要な
【B】ブラックカラントについて。
英名ではブラックカラント、仏名ではカシス(Cassis)、和名ではクロスグリ(黒酸塊)・クロフサスグリ(黒房酸塊)とも呼ばれています。
こちらの『カシス種子の油(カシスオイル・Black currant “seed” oil)』をPPBオイルには使用しております。
カシスオイルには普段のお食事などから摂取しにくい、必須脂肪酸であるγ(ガンマ)-リノレン酸がたくさん含まれております。
以下、カシス種子オイルから果肉の話に脱線しますが…
ブラックカラントと聞くと私もあまり耳馴染みがなかったのですが、例えばカクテルで用いられるカシスリキュールだったり、カシスのジャム…と言ったら少しは身近に感じられるしょうか。
幼い頃に読んだピーターラビットの話の中に確か…“黒すぐり”が出てきた様な気がしますが今、考えるとそれこそブラックカラント=カシスでした。
…誤解があるといけないので、それらの“種子オイル!”です。
ベリーの一種になるので、ブルーベリーやラズベリーの親戚といっても差し支えないでしょうか。
巷ではすっかり、ベリー=眼に良いイメージが定着しているかも知れませんが、確かに目の障害を防いだり、壊血病予防にも用いられて、ヨーロッパでは民間薬としても使われてきました。
また他の果実や食品に比べてアントシアニン、ビタミンC、ミネラルなどが豊富に含まれ、抗酸化機能を幅広く発揮することが期待されるそうです。
最後に【P】パインオイルです。
パインと聞くと個人的にはどうしてもパイナップルを連想してしまうのですが、こちらのパインとは松の実由来のオイルをさします。
冬でも青々とした葉をつける松は古くから不老長寿の象徴だったり、この五葉松の場合は高級盆栽にも用いられるそうです。
五葉松は名前の通り、五葉の松葉が特徴で、五葉松=御用待つという語呂から「仕事を待つ」「良い仕事が舞い込むように」という縁起物だそうです。
とりわけモンゴル産は、他原産のものに比べ、小粒で食べやすく、味も濃厚。ピノレン酸の含有量も優れている様です。
外モンゴルの極寒の荒地、且つ標高の高い厳しい土地でも自生していける強い生命力を持っています。
品種等にもよりますが例えばトマトなど、お水や肥料などあまり与えず厳しい環境下で育てた方が、逆に生命維持のスイッチが入って、旨味や甘味がぐんとアップする話も聞くので納得です。
実は古い中国の薬学書・本草綱目でも松の実は「関節痛を取り除き、髪の毛を生やし、内臓を強化し、滋養強壮作用により長生きができる生薬である」と紹介されています。
少し露骨なお話しにはなりますが、こちらの商品を作ってくださった会社の方からは
“このクオリティの商品を出すなら普通は1万円は超えるので、この値段設定はあり得ないですよ~(笑)”とソフトに突っ込まれながら、それでも出来るだけ多くの方に摂っていただきたいという院長の意向もあり、今のお値段に最終的に落ち着いた様です。
ホヤ由来のプラズマローゲン、ブラックカラント(カシス種子オイル)、(五葉)松の実オイル。
毛利の三本の矢のような、三銃士のような、三種の神器のような、それぞれ生命力も個性も強い3つの貴重なオイルがぎゅっと詰まった、
「P・P・Bオイル」をとって、健やかな毎日を!