第2回「アンチエイジング」・3回 「春の過ごし方」ゴールドセミナーご報告
こんにちは、スタッフの牧です。
しばらくアップが滞っておりました、第2・3回のゴールドセミナーの様子をまとめて今回ご報告したいと思います。
第2回・第3回のテーマのおさらい
* 第2回は2/21(金)
テーマ「アンチエイジング ~ 認知症予防、いかに美と若さをキープするか」
* 第3回は3/13(金)
テーマ「春の過ごし方 ~ 花粉症対策、スッキリ春をスタートさせる」…でした。
第2回は1回目から毎回ご遠方からご参加いただいていらっしゃっている方にキャンセルが出られたので、そちらのお席に単発受講の方々がお越しくださいました。ご参加、どうもありがとうございます!
第3回については今がちょうどのタイミングなので「春の過ごし方」について少しネタばれしてしまうのですが、ご紹介したいと思います。
春の過ごし方
冬眠する陰から活動の陽への移り変わり
まず、春は全ての物事の始まりです。今までの「冬=夜・陰【冬眠】」から「春=朝・陽【活動】」へと移っていく時に相当します。 今年の場合、二十四節気では3月5日が啓蟄(けいちつ)、3月20日が春分にあたります。 啓蟄とは冬籠もりしていた土の中の虫たちが地表に出てきて、春分は昼夜の長さが等しくなるとされています。いよいよ春の到来という訳です。 入学式を見ても海外では9月スタートが一般的ですが、このような観点から日本では4月の桜の咲く頃にスタートをきるのは元々、理にかなっているとも言えます。
人間も動物なので冬眠のように、寒い冬の間にたっぷりと睡眠をとって精を蓄え、腎(東洋医学でいう腎をさします)をしっかりさせておくことが特に大切です。そうしておかないといざ春になった時に陽の気が不足してしまうので、人によってはイライラしやすくなったり、めまい等の症状が出てきてしまいます。(春の芽吹きや先ほどの啓蟄のように、中から外へ向かっていくのが陽の気のイメージです)
エネルギー不足にならないように
春は冷たい雪解け水が象徴する様に、私たちの身体もまだエネルギー(陽の気)が不足しがちな時期なので、そこへきて冷たいものを摂りすぎてしまうと更に冷え、エネルギー不足に陥ってしまいます。これも人によっては鼻水が出たり等があるので、冷飲食=冷たいものを控え、体を冷やさないようにしたいものです。
「太衝穴(たいしょう-けつ)」という足の甲にあるツボは春のツボ
印象的だったのは、座学後のストレッチタイムで院長が皆さんの席をまわって「太衝穴(たいしょう-けつ)」という足の甲にあるツボを押していった場面です。 次々と押していく中で、痛――!!!と声にならない声をあげていた方、はたまた同じツボを押されているのに全く何でもない方と人によって全くリアクションが違ったのが特に印象的でした。 私自身もこのツボを押されて悶えたこともありましたし、また別の時はあまり痛く感じない時とがあったので、自分のコンディションによっても違って不思議だなと思います。
こちらのツボは今の「春」に相当する「肝(こちらも東洋医学での肝をさします)」に関係します。それぞれの感情と身体の臓器はつながっていると考えたり、肝にもいろいろな性質があるのですが、太衝穴を押されて痛がっていた方は秘かに日頃言いたいのをおさえ、グッと我慢派の方が多かったような…。
次回ゴールドセミナーの予告
さて、次回のゴールドセミナー第4回は 4月17日(金)
テーマは「メンタル ~ 体がよくなると気分もよくなる、カギは“おなか”」です。
毎回欠かさずにご参加いただいていらっしゃる方でも当日どうしてもご都合がつかなくなって、お越しいただけなくなったり、はたまたご遠方にも関わらず皆勤賞の方もいらっしゃって、毎回、一期一会だなと痛感しております。こちらのセミナーも毎年開催するかも分からない“旬”のものなので、ご興味のある方は、まず空席確認のお電話やメールをくださればと思います。
第3回、ちなみにこの日のお花はラナンキュラスでした。それと数年前の改装時やいろいろな場面でいろいろな方からいただいた胡蝶蘭たちが今年も徐々に開花しはじめました。こちらは今年の開花1号の鉢です。いつも飾りっぱなし出しっぱなしで勿体ないのでちょっぴりご紹介。
今の世相を見ていても日本だけに留まらず、世界的に大きなうねりとなって変革期を迎えているとも日々痛感しています。春ももうすぐそこですが、季節の変わり目でもあるのでまだしばらく寒暖の差にも気を付けて参りたいですね。ナーバスになりがちな時だからこそ引き続きどうか養生して、粛々とながらどこかでは楽しく過ごしていきたいものです…。
今回詳しくお話しできなかったことでしたり、再生医療については次回以降のどこかの機会に、院長より改めてこちらでお知らせする予定です。どうぞお楽しみに!