変化の時代の中で生きていく為に
令和2年、いよいよ新しい時代のスタートです。西洋占星術的には、2160年の時を経て魚座の時代から水瓶座の時代に2017年から入り、ようやく物性の時代から霊性の時代になったとも言えるでしょう。 時代の変化はどの時代もあったことでしょうが、特に最近世の動きが加速しているのはこの水瓶座が持つ「風の性質」によるものとも言えます。
様々な変化に直面する私たち
これからはAIがますます暮らしに取り入れられ、否が応でもライフスタイルはどんどん変化します。
それに加えて、日本はいまだかつて経験したことのない超高齢化社会を迎え、今まで日本の生活を「支えてきた人々」が今度は彼らの生活を「支えてもらう側」に大量に移行しています。 出生数は90万人を割り(昔の1/2~1/3位に減っています)、この逆転のアンバランスをこれから私たちは何十年か堪えて乗り越えていかねばなりません。
政府が定年の雇用延長を言い出したのも、2040年には年金、医療、介護の社会保障給付費が約190兆円にのぼり、現状から70兆円も増えるという見通しだからでしょう。 それでなくとも財政赤字は莫大な金額なのにそんなに増えると財政破綻をきたしてしまいます。
さらには深刻な人手不足… 今後私たちが、本当に介護が必要になった時、はたしてどれだけ満足のいく介護が受けられるかは疑問です。普通に考えても難しいでしょう。 当然、介護も言葉の違う国の人達のお世話にならざるを得なくなるでしょう。文化が違うと私たちの常識が通用しないことが多々あり、自分がしっかりしていることが必須となります。
クリアな頭で生きていく
歳をとっても凛として生きていく為には、私は「頭がクリアであること」が必要条件だと思っています。
歳をとって子供のように素直にかわいいお年寄りになっていく…でも同時にポイントをおさえておくだけの頭のクリアさを維持しておく必要があります。 その為には“今”から準備を怠らず、日々頭を使い(使わなければ退化するという原則があります)、食事に気を付けて適度に身体を動かし、良質な睡眠を取るなどの健康管理が必要になります。
新年を迎え、今一度ご自身の健康に向き合って考えてみてはいかがでしょうか。
次回は頭をクリアに保つための秘訣についてお話したいと思います。
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