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「眠り」は健康に欠かせない最も大事なことのひとつ②

「眠り」は健康に欠かせない最も大事なことのひとつ① の つづき

私は西洋医学、東洋医学といったこだわりをもたず、とにかくずーっと追い求めてきたのは“本当に効くもの”でした。

医師になってまず自分で西洋医学の薬を試して失望し、次に入っていったのが漢方でした。

漢方はとても奥が深く、漢方がどこまで体質改善をするかの境界線を見極めるのに随分時間がかかりましたが、やがて漢方の良さと限界が分かりました(今でも漢方のもつ力の凄さには感動しますが…)

でも自分も含めて体質が元々弱い人や、年齢がいって土台が弱ってしまった方々には何か物足りなさを感じていました。

そんな時に出会ったのがこの発酵土壌菌でした。

昔は液体で値段もとても高く、そのかわり濃度が濃く、飲んだその日からぐーんと引き込まれるように眠くなりました。

何?!すごい!!

今の医学では説明できないけど、体に何かスイッチが入るという感触で、漢方では得られないもので、本当に感動しました。

「サプリもバカに出来ない…!」

そう思った私はそれ以降、サプリの世界にも扉を開き、逐一自分で効果を試すことにして、良いものだけを選別してきました。

『いいものは良い』

確かに考えると科学はどんどん進化して、そういった『さらに体に良いもの』を生み出しても不思議ではありません。

幸か不幸か私は昔から体質が弱かったため、ずーっと健康を求め続け、いつの間にかそれがどのように効くか自分の身体をセンサーにして効果をはかるようになりました。

ただ中には、「一般的には良い」とされていたり、「能書きでも良い」とうたっていたり、「理屈ではすごく良い」はずなのに、実際に飲んでみると思ったほどではないこともあります。

なので私の選ぶ基準は原則、自分が飲んでみて良いかどうか、になっています。

もちろん、私の体質に必要のないものもあり、その時は患者さんの反応をつぶさに観察して、本当に効果があるものだけをクリニックで扱うのをモットーにしています。

その彼女は、最後に会計の精算をしてる時に「とても価値がある!」と言ってくれたので、私も本当に嬉しかったです。

“本当に良いものを広く多くの人に広めて、一人でも多くの人に健康になってもらいたい”という思いで、やり続けていますが、報われたひとときでした。

 


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長
 

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