「眠り」は健康に欠かせない最も大事なことのひとつ①
先日、漢方勉強会の仲間の女医さんがクリニックに来てくれて、久しぶりにお会いしました。
元々、彼女はたまにしかその勉強会にいらっしゃらなかったので、顔を合わすのは本当に久しぶりでした。(私も最近は行ってません)
新年会か何かの折に、私が元気そうなのをみて、「秘策は?」とたずねられ、私が最近、商品開発した発酵土壌菌のことを伝えました。
「どれかひとつと言われたら、眠りがよくなって、同時にスイッチが入って体調が良くなるのでそれがおすすめ」と私が言ったのを覚えていてくれて、その後、どこかで調達して飲んでみたそうです。
本人はずっと入眠剤を飲んでいて、入眠剤にプラスしてそのサプリを飲み始めたそうですが、10日目に「ひょっとして」と思って、飲んでいた入眠剤をやめてみたそうです。
そしてやめても毎日よく眠れるし、何といっても朝の目覚めが全然違うと感激してくれました。
たまに眠りにくい日があっても、以前のように不安にならず、「まぁ大丈夫」と思えるようになったそうです。実際、次の日にはちゃんとよく眠れるそうです。
「本当にびっくりした!サプリっていかがわしいと偏見をもっていたけどすごい!」
と心底感心してくれました。
実は私も以前から『サプリ』というと漢方と違って、斜めにみられている感があるのは分かっていました。
でも他に分類のしようかないので仕方なしに『サプリ』と呼んでいて、どこか口惜しい思いがあります。
その日、初診で彼女の脉(みゃく)を診ると、普段の落ち着いた話し方からは想像もできない『交感神経・緊張タイプの脉』をしていました。ひょっとして血圧が高くなってきてる?とたずねるとその傾向があり、実際緊張しやすいのでなるだけ負荷をかけないようにしてるそうです。
姿勢をチェックすると首が固くなっていたので、首の位置を正しい位置に治し、それと同時に固くなって動きにくくなっていた肩甲骨もよく動くようになりました。意外とこの『首のこり』も交感神経を緊張させる要因になっているのです。
本人は首が楽になったと喜んでくれました。
こういった姿勢を正すのも実は身体をよくする上で欠かせないものです。
なので、姿勢、ストレッチは私の唱えている3柱のうち1柱になっているくらい、大切です。
眠りは実は健康を語る上で最も大事なことのひとつですが、どうしても私たちは齢をとると『眠る力』が落ちてしまいます。
なので、睡眠薬ではなく根本から睡眠を改善するものがあればそれをちょっと補ってあげて、良質の睡眠を得ることはとても体が楽になり体が喜ぶのです。
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