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地域の清掃からゴミ問題について考える

※こちらは6月2日(日)に書いたものです。

今日は、地域の清掃をやりました。

せっかくの日曜日なのに目覚ましをセットして起きました。一昨年まで10時スタートだったのが、9時スタートになって…「あぁもう1時間遅いスタートにしてくれたら」と思ってしまいます。

ブツブツ言いながら、家の周りのゴミを拾う”クリーン大作戦”に参加しました。

 

曇っていたお陰で、日差しが強くなく助かりました。

私の家の周りは、住宅数が限られているのですが、山中の幹線道路が近くを通っていて交通量がかなり多く、一応歩道はあるけれど、人はほとんど歩いていません。

今日はいつも歩く道と反対側に渡ってみました。

その辺りには歩道といえるスペースがほとんどありません。


※写真はイメージです

そこで私はビックリしました。

なんとお茶やジュースのペットボトルやコーヒーの缶などのゴミが、たくさん道路脇に捨ててあります。

しかも中に液体がたっぷり入ったままのものも割とあり、蓋を開けて捨てようとしても、こびりついて開きません。

『本当に…!誰がこんなことをするのだろう…?』

他にも袋や空箱や紙なども…こんなことをする人の気が知れないと怒りがこみあげてきます。
今朝テレビで観た、大量のゴミが世界的に問題になっているニュースが思い出されました。

海に大量に流入するペットボトルやビニール袋などのプラスチックが海岸を埋め尽くしたり、無人島の浜に打ち上げられたりしているのです。

クジラの死体を解剖したら、胃から大量のプラスチックが出てきたり、苦しんでいるウミガメの鼻に何かがあると思って、引き抜いたらなんとストローが折れ曲がって突き刺さっていたりとか…。

海に大量のゴミが流れ込み、汚染されていっているのです。

しかもプラスチックは、時を経ると分解されマイクロプラスチックとなり、海流を漂い続け、生態系に与える影響がはかり知れないものがあり、考えるとゾッとします。

陸ならまだ何とかゴミをかき集められるけれど、海に入ってしまっては私たちの手に負えなくなります。

自然は循環しており、海を汚すことは地球の浄化力が落ちることになります。

この海洋汚染はここ数年で急激に進んでいるそうです。

この自然の生態系を壊さないようにしないと、と胸がとても痛みました。

対策としては、

  • 使い捨てのプラスチックを減らすこと
  • ゴミをポイ捨てすることなく
  • きちんとゴミとして完全に処理すること

などでしょうか。

現状は廃棄物の管理の高度化によってもコントロールが出来ないほどに、大量の使い捨てプラスチックが消費・廃棄されているそうです。
今一度、一人ひとりが便利になった生活を見直して、なるだけゴミを出さないよう心掛け、消費経済でいつの間にか見失ったものを大切にする習慣をつけて、丁寧に生きる生き方に舵を切らないと、と切に思いました。


著者紹介

松本有記(まつもと ゆき)
松本 有記
(まつもと ゆき)

松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長

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