私のお気に入りの場所
このきれいな湖のような池は我が家から車で15分ちょっとで行けます。
途中の道にほとんど車は走っていなくて(ロードバイク?はわりと走ってますが)山の景色や周りの木々の緑を見ながらのドライブはとても気持ちがいいものです。
私はよく、この池の周りにある柵をうまく使ってストレッチをしたりしています。
平日にはほとんど人もいないので、隣に愛犬をはべらせ、この素晴らしい自然を前に、片足を上げて、ふくらはぎを伸ばしたり、片腕を柵についてもう一方の腕を曲げて体側を伸ばしたり…。
案外よく伸びるもので、一人ストレッチを楽しんでいます。
池までの沿道には緑が多く、山にあがって行くにつれ空気の温度がひんやりし、緑の香りがしだして、音楽を聴きながらのドライブはとても癒されます。
こうして車を運転したり、ストレッチをしながらボーっとしてる状態は、脳がリラックス状態になっているので脳のリフレッシュになるし、またひらめきも起きやすくなります。
もともと眼が弱く疲れやすいので、続けて本を読むのは私にとってNGです。なので根を詰めては読まないようにしています。
その代わり、こんな時間を大切にしています。
本から得た知識を自分の中で、今まで築き上げてきたネットワークの中に吸収させて自分のものにしていくには(私はこれを『発酵させる』というイメージをもっていますが…)脳を休養させた方が、スムーズに効率よくいくと思います。
うまく『発酵』させるとその知識は智恵となり、自分のものとなり、必要なときにいつでも引き出せるようになります。
「フッ、フッ」と折にふれ、アイディアが湧いてくるのも同じ原理だと思っています。
なので、私はON状態にして脳に負荷をかけて酷使するのも好きですが、その分、必ずそれに見合ったOFFの時間を設けて自分を解放させ、ゼロ状態にするよう心掛けています。
- ONとOFF
- 交感神経と副交感神経
- 緊張と弛緩
このバランスをうまくとることで、ニュートラル(ゼロ)ポイントをGETできるのだと思います。
そもそもこんな自然豊かなところが近いのも、私の住んでいる場所が山の中にあるからなのです。
といっても、クリニックから20分くらいのところにあります(ただ家までの道はくねくねしていてトラックなど交通量が多いので運転は気が抜けません)
そんな自然豊かな環境に暮らせてることに感謝する毎日です。
著者紹介
松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長