ずっと健康を求めた人生 ①
“健康になること” それがずっと私の人生の目標でした。
私は、医師として30年以上にわたって、人の体を治すという仕事をしてきました。
本物の健康、結果の出る治療を目指して、保険診療の枠を越え、漢方・サプリメント・ストレッチを組み合わせた、体をトータルでみるユニークな治療を続けてきて、最終的に、私なりにたどり着いたオリジナルの治療体系を、Dr. Yuki’s Method(ドクターユキズメソッド)と名付けました。
そもそも、私がこのDr. Yuki’s Methodをつくるに至ったのは、元々自分の体が異常に弱かったことがはじまりになっています。
およそ20代の頃から、私は“健康”というものを求めました。
いわゆる何々病、と病名こそつきませんでしたが、常に体調不良に見まわれ、ひどい疲れやすさ、そして、体のつらさで、とてもまわりの人達と同じようには、生活できないレベルでした。
食事をした後は、必ずぐったりとして、しばらく全然動けないし、お腹はいつもひどくガス張っているし、絶えず鼻炎に悩まされ、常に目や鼻はすっきりせず、風邪をひきそうなときは、たとえどんなに休養をとっても、早く寝ても、必ずとことんまで引きこんでしまい、2か月くらいは治らない、という有り様でした。
何をしていても、すぐ疲れてしまうので、ほんの少し用事をした後は、すぐさま家でたくさん寝ないと、体がもちませんでした。
著者紹介
松本有記クリニック院長
自身が何十年にわたる体調不良に悩まされ、健康を追及していくなかで、東洋医学と出会い、オリジナルのオーダーメイド漢方薬、サプリメント、メディカルストレッチなど、全て自身が効果を実際に体感し、結果を出すことをモットーに、独自の治療スタイルを確立。生活習慣から姿勢指導、心のもち方まで幅広い角度からの診療を行っている。京都薬科大学卒業、神戸大学医学部卒業、兵庫医科大学病院(皮膚科/内科)、県立尼崎病院東洋医学科(非常勤)、尼崎永仁会病院漢方専門外来、松本有記クリニック院長